【Michael Tapia／マイケル・タピア】 希少・初期作品｜キモノ的裁断と独自の美しさを併せ持つジャケット 皆様、"Michael Tapia（マイケル・タピア）"というブランドをご存じでしょうか？ 2000年、パリで自身の名を冠したブランド「マイケル・タピア」を立ち上げ、パンツのコレクションで鮮烈なデビューを飾ったデザイナーです。 驚くべきことに、その初コレクションはパンツだけに特化した展示会でした。 当時、私自身とセレクトショップ「kika」のオーナーがこのパリでの展示会に足を運び、感銘を受けて即オーダー。 その後、数シーズンあとに続けて仕入れを行いました。 今回ご紹介するジャケットは、まさにその初期のタピアらしさが凝縮された一着。 着物のような裁断と、ドレープ感のある生地使いが特徴で、クラシックでありながらどこかモードな佇まいを感じさせます。 イタリア生まれのアメリカントラディショナル、そしてフレンチ・オートクチュール・・・そのどちらにも寄り過ぎない絶妙なバランスが魅力のデザイン。 まさに"着るアート"のようなジャケットです。 デザイナーについて Michael Tapiaは1970年、アメリカ・カリフォルニアに生まれたメキシコ系アメリカ人。 南カリフォルニアで育ち、1992年にラルフ・ローレンと出会ったことでファッションの世界へ。 後にパリへ渡り、オートクチュールの歴史に惹かれて自身のブランドを設立。 製品の生産には徹底的にこだわり、最終的には納得のいくイタリアの工場で製作を行いました。 パンツに対する並々ならぬ情熱を持ち、世界中を旅して素材と文化の探求に明け暮れた彼の作品には、クラシカルでエレガントなテーラリングと素材への深い愛情が感じられます。 現在、Layupshotのアカウント内で出品している2000年代前半の他のアイテムとも相性抜群。 インパクトのあるTシャツの上に羽織り、きれいめなトラウザーと合わせてみてください。 足元はスニーカーでもレザーシューズでもOK。春・秋・冬の3シーズンに活躍する一着です。 袖丈65 肩幅42 身幅48 着丈75 size48